2016/01/20

マンションを買うその前に。おすすめ本「2020年マンション大崩壊」

不動産売買
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こんにちは暮らしっく不動産の門伝です。
今日は最近読んだ本を紹介したいと思います。

2020年マンション大崩壊

「マンションは共同住宅なので、その後の運営に失敗すると資産価値が下がり、負の遺産となる。」

このような内容の本になっています。
三井不動産のデベロッパーに勤めていただけあって、裏の裏まで面白い話がいっぱいです。

久米宏さんの番組「久米書店」紹介されていて今回読んでみようと思いました。
http://www.bs4.jp/kumebook/

集合住宅での難しさ

不動産を購入するというと「完全所有」イメージする人が多いと思いますが、マンションは少し異なります。
部屋こそは完全所有ですが、廊下、エレベーター、エントランス、外壁などは「共有部分」になります。
マンションに住んでいる人と、共有しいるということです。

建物は完成して終わりではありません。 消耗品です。
給湯器、キッチン(ガスコンロ、食洗機)、エアコンなどの設備部分はもちろん。 外壁、防水性能など建物の外側の部分も消耗していきます。
基本的に定期的に修理をしながら寿命を伸ばしていきます。

戸建ては個人の判断で修繕を行えますが、マンションは集合住宅なので、その他の住民との意見調整が必要になります。
大規模修繕では、追加費用が発生することもあります。
みんないい人で、きちんと修繕費の積立をしていれば良いのですが、滞納する人も中にはいます。

将来的に建て替えになった時に意見が分かれたりする危険性もありますよ、というのがこの本の見解。

マンションを買うときは、部屋や立地だけでなくマンションの運営状態も見ておくことが大切です。

弊社でマンション購入をする人には、必ずマンションの運営状態を調べてお知らせをしています。
赤字のマンションなんて買ってしまうと後が大変です。 
気をつけましょう!

越後湯沢の10万円のマンション

本の中に「越後湯沢のリゾートマンションが10万円で投げ売りされている」とあったので、調べてみました。


ありました。
結構たくさんあります。 

これらのマンション、管理費、修繕費などかなりの滞納があるとの事。
こうなってくると修繕も出来ずマンションはどんどん老朽化していきます。

少子化、高齢化社会の問題などから、将来的に都心部にもこういうマンションが出てくるのではないか、というのがこの本でもあります。
運営が良くないマンションでは充分考えられる問題です。

さいごに

不動産購入の時、不動産屋は基本的に「買え買え」と勢いよく来ます。 
一般的な不動産屋は買う時の仲介だけです。 その後の責任などは一切持ってくれません。
下調べしないで買ってしまうとかなり損をすることも充分考えられます。

マンションが全て悪いわけではありませんが、ハズレマンションを買わないためにも。
これから不動産購入を考えている人は、一度読んでみるのもよいとが思います。


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著者
門傳義文
門傳義文

(株)ラインズマン 代表取締役 宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級 「不動産をわかりやすく伝える」をコンセプトに、不動産会社「ラインズマン」を設立。 メディア「暮らしっく不動産」を運営するほか、相談者とともに悩み、考える住まい選びの “プロ”として活動している。 趣味はサッカーと音楽(ベーシスト)。ベースの教則本も執筆している。

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