こんにちは暮らしっく不動産編集部です。

秋の部屋探しのシーズンに入ってきました。
進学や転勤や皆様、色々な理由で引っ越しをされるかと思います。 
中には引っ越しのタイミングで、カップルや友人と一緒に住もうと考えている人もいるかもしれません。
これから二人暮らしを考えているという人に、部屋探しでトラブルならないために考えておきたいことテーマに書いていきたいと思います。

部屋の広さは適切?

カップルや友人同士で住むことが決まって、いざ、内見へ!
ここで気をつけたいことは部屋の広さは適切か?ということです。

2人暮らしでの平均的な広さは30m²以上が目安です。

弊社のある高田馬場を例に平均相場を出してみると以下のようになります。

条件は2人入居でよくある条件。
バストイレ別、フローリング、築20年以内、駅から徒歩10分以内、という条件です。

平均賃料(30〜40m² 12.7万円
1m²辺りの相場 3,700円
2015年に募集された物件数 479件


このようなデータとなっています。
ギリギリの広さ30m²で考えても11万円はします。

予算が厳しい場合は、条件を変更するか、エリアを変えていくという選択肢になってきます。

ネガティブに考えてみると・・・

生き方が違う人間同士が一緒に住むわけですから、色々なところで"えっ?この人の常識はどうなっているの?"と思う場面が出てきます。
例えば大量の荷物や洋服もそうですが、お気にいりの家具や趣味の道具は共同で使うわけにはいきません。
ぼく個人の話ですがギターを弾くのでその機材だけでもけっこうな量。こういうものは他人にはなかなか理解されにくいものだったりします。
例えば共有部屋に趣味の道具だけで2畳も3畳も使われたのでは相手の不満は増してしまいます。

ギターや本やCDや漫画やカメラ、人によってはフィギュアという方もいますね。けっこう場所をとりますね。

服の量も単純に2倍になるわけですから、それらを配置した時にきちんと、その物件におさまるのか?ということを考えなければいけません。2DK以上なら個人の部屋が作れますが、1DKだと共同で荷物をおかなければいけません。

ポジティブシンキングの場合

もっと先を考えましょう!

1m²減らせれば、3,700円が節約できます。 賃貸の場合、そのお金は返ってきません。 
今後、どのような人生設計をしているのか、まずは二人で話し合いましょう。

その上で、必要なものを考える事。
これまでの荷物をそのまま持ち込もうと考えると、どんどん広さが欲しくなります。
本当に二人分、2倍の広さが必要ですか? 

予算がある程度ある人は良いかと思いますが、大抵の人は予算があります。
人生どこでお金を使っていくのか、一度よく話し合うとよいと思います。

これを期にシンプルになるのも良いものです。 特に東京の場合は家賃が高いです。
よく考えてから物件を探しましょう。

さいごに

賃貸での10万円超えは、住宅の購入も視野に入る金額になります。
部屋というよりは自分たちの人生設計が大切です。

余計な不動産情報に惑わされず、自分たちの将来と現在の状況をよく考えてから部屋探しを始めることをおすすめしたいと思います。



ネガティブ担当 徳留康典
ポジティブ担当 門伝義文