こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

2月3月といった引越しシーズンもそうですが、ゴールデンウィークや夏休みや冬休みのような大型連休の時に引越しをしようと思っている人も多いようです。
会社はお休みになりますし、荷物を片付けるのにも丁度いい時期ですね。
さて、そんな時期に現在住んでいる賃貸のアパートやマンションを解約しようと思っている方、どんな手順で解約をしたらいいのか?と相談をうけることもあります。
手順良くきちんとやれば無駄なお金を払わずに済む場合もありますので、おさらいしてみましょう。

賃貸のアパートやマンションには下記の二種類の解約方法が考えられます。

1.契約満期で解約する場合

1-1.意思表示をすること

賃貸のアパートやマンションを契約した時にもらえる契約書に"この物件の契約期間は◯年◯月◯日から◯年◯月◯日の◯年間です。"と記載があります。普通借家契約の場合の多くは2年間であることが多いです。
例えば2015年の2月20日から借りた賃貸のアパートやマンションであれば2年間の契約満了となるのが2017年の2月19日になります。

引用:国土交通省「賃貸住宅標準契約書」(改訂版)
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000019.html

契約満了日の数ヶ月前から1ヶ月前までには契約を更新するか解約をするかの書類が届きます。
更新して住み続ける場合は更新する意思表示を。解約する場合には解約する意思を管理会社や大家さんに伝えましょう。何も意思表示をしないと自動更新されてしまう物件もありますので、"意思表示をする"というのが大切なポイントです。一ヶ月前になっても書類も何も届かないよ!といった場合は念のため管理会社か大家さんに確認の連絡をしましょう。忘れていることが考えられます。

物件によっても更新の種類は様々ですが、更新のお知らせは上記のような書き方をしてある書類が多いようです。

2.契約途中で解約したい場合

2-1.契約書を見てみる

契約途中で解約をしたい場合はまずは賃貸のアパートやマンションの契約書を見てみましょう。"管理会社や大家さんに何ヶ月前に告知をすること"といった文言が書いてあると思います。多くの物件は"1ヶ月前までに告知すること"となっていることが多いですが、物件によっては"2ヶ月前までに解約の告知をすること"となっている物件もあります。

引用:国土交通省「賃貸住宅標準契約書」(改訂版)
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000019.html

傾向としては初期費用が安かった物件(敷金、礼金ゼロのような)は解約予告は早めの予告をさせる傾向にあります。このあたりが賃貸のアパートやマンションの解約で一番重要なところです。

短期解約による違約金にも注意!
敷金、礼金ゼロのような初期費用が安い物件によくあるのが"短期解約による違約金の発生"です。契約書に"入居してから6ヶ月以内(物件によっては1年以内)の解約については1ヶ月分の賃料を申し受けます。"と契約書に特約で書いてありますので、賃貸のアパートやマンションを解約するのが入居してからどのぐらいの入居期間で解約しようとしているのか。というところがキーポイントになってきます。

2-2.賃貸物件の管理会社もしくは大家さんに連絡する

契約書の確認が終わったら管理会社、もしくは大家さんに賃貸アパートやマンションを解約する旨を連絡しましょう。
電話連絡、ネットから、解約通知書を郵送するetc(契約書にはさまっていることが多いです。)物件によって様々になっていますので、ここは要確認してください。

管理会社の定休日に注意
管理会社に連絡をする場合、定休日があることがあります。
営業日が大切になってきますので、早め早めの行動をするように心がけましょう。
解約したい日の丁度1ヶ月前に連絡したのに管理会社が定休日だった場合、厳しいところだと受け付けてもらえない可能性もあります。

2-3.ライフラインの解約手続きを行う

賃貸アパートやマンションの解約日が確定したら、電気、ガス、水道、インターネットといったライフラインの解約の手続きを行いましょう。

電気、ガス、水道といったものは比較的すぐに解約できることも多いですが、ひかりテレビのような特殊設備や機器を導入している場合やルーターなどの送付等、インターネット関係は時間がかかる場合があります。インターネットを契約している会社に要確認です。

2-4.管理会社もしくは大家さんによる部屋のチェック

荷物を全部運びだしたら、管理会社もしくは大家さん立ち会いによる部屋のチェックが行われます。契約時に"敷引き"等がない場合で、故意に壊したり汚したりしなければ敷金は基本的に戻ってくるものです。(タバコのヤニはアウトです。)

退去の費用 損をしないために知っておきたい8つの事
https://www.kurachic.jp/column/516/

たばこを吸ってるとどうなる?喫煙者と原状回復費用について
https://www.kurachic.jp/column/857/

ちなみにぼくも管理物件の退去に行くのですが、上記のようなチェックシートに基づいてチェックしています。後日このシートをもとに大家さんやクリーニング業者さんと話しをします。

2-5.退去における精算

通常の使い方をしていれば標準的なクリーニング代金が差し引かれた上で敷金が戻ってきます。ヤニ汚れや、設備破損があるとその分ひかれてしまいますので、借りている物件なので大切に使うという意識が必要です。

ここの部分で話題になっていたのがtwitterの下記の話し。


これは解約における退去の立ち会いと見積もりが同時に出てきたパターンですが、ぼったくりの典型的な例ですね。

2-6.敷金の清算

日割り家賃、クリーニング代などが清算されしばらくすると指定の口座に敷金が返還されます。(たりなければ請求されます)。ここまでやって賃貸アパートやマンションの解約が完了です。

"引越し先の住所や連絡先を教えてください。"となるのはこのためです。解約しても敷金の返還や書類の送付で連絡が必要なこともあります。

さいごに

賃貸アパートやマンションの解約方法について細かく書いてみました。
これから解約をしようと思っている方の参考になればと思います。

それでは。