こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
今日はとあるお客様の物件のお申し込みで吉祥寺にある管理会社へ行ってきました。
物件の申し込み方法の基本はFAX
内見に行っていざ申し込みとい段階になると、多くの不動産屋で使われるのがFAXでの受付。
その物件を管理している管理会社でFAXで申込書は身分証明書のコピーを送付します。
その申込書、身分証明書、電話での本人確認を行ったうえで審査が行われるのが普通です。
先日のブログでも書きましたが、多くの場合はFAX。
たまにEメールといった比率です。
不動産業界はFAXを止めるわけにはいかないのか?
https://www.kurachic.jp/column/1365/
昔ながらのやり方は面接
書類と電話のみで申し込みと審査が通るのが世の中の主流ですが、伝統的な不動産屋さんでは対面での面接を行うことがあります。
今日の管理会社は創立して70年近い不動産屋さんでしたが対面面接での申し込みと審査でした。
対面面接でのメリット
"入居者の人柄を含めた雰囲気や事情を管理会社の担当者が大家さんに伝えやすい。"というメリットが一番に挙げられると思います。やはりどんな人が住むのか?というのは大家さんも非常に気になるところ。記入してもらった申込書をもとに入居者と話しをして"こういう方が物件に申し込んでますよ"と大家さんに報告をしてもらいます。
不動産管理会社と大家さんの関係が密接だからこそできる仕事のスタイルですね。
どんなことを聞かれるの?
聞かれることはほとんど申込書に記入した内容の確認です。
契約者情報
・名前
・住所
・生年月日
・お勤め先名前
・お勤め先住所
・お勤め先電話番号
・お勤め先資本金
・お勤め先従業員数
・年収
連帯保証人様情報
・名前
・住所
・生年月日
・お勤め先名前
・お勤め先住所
・お勤め先電話番号
・お勤め先資本金
・お勤め先従業員数
・年収
このあたりの属性や年収についての確認がほとんどです。
ご年配の方がやっている不動産屋だと、このあたりの情報を雑談ついでに聞き出していることがあります。良くも悪くもごくごく自然な流れでヒアリングをして審査をしているものです。申し込み書類だけでは見えない付随した情報も含めて大家さんに話が行くので、書類ありきというよりは人情も込み込みみたいなイメージですね。
デメリットは?
デメリットとして考えられるのは下記のようなものが考えられます。
- 管理会社まで出向いていかないといけない。
- 初めて会った担当者に個人情報を話さないといけない可能性がある。
今回は違いましたが、対面形式の申し込みや審査方法をとっている不動産屋さんは年配の方がやっているところが多いです。全員とは言いませんが、いろいろと余計なことやデリカシーのないことを聞かれる場合もあります。(年配の人たちからすると、ごくごく当たり前の会話なのですが)そういうのがスマートじゃなくてなんだか嫌だな。。。という人にはあまり向いていないかもしれません。
不動産屋のおばちゃん:「彼氏いるの?」→「二人入居の可能性を探っている」
みたいな会話でしょうか。スマートな会話ではありませんが、場合によっては個人の事情を汲んで大家さんを説得してくれる場合もあるので、一概に悪いとも言えませんね。
さいごに
本来はFAXだのEメールだのという文明の利器を使わずにシンプルに対面でというのが基本かと思います。不動産屋さんはそういう個人の事情にも向き合わないといけない職業なのです。
とはいうものの、やっぱりそういうのが好きな人と嫌いな人とはっきり分かれますね。
難しいところです。
それでは。