こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

最近、"初めて賃貸を借りる"というお客さんの物件探しがいくつかありました。
色々とヒアリングをしてみると、考えていた家賃の希望金額がわりと根拠のないということが多かったです
家賃にはできるだけお金をかけたくない!というのは誰しもの願いですが、東京の家賃はいつもここのブログでも書いているように結構高いです。
右も左もわからない初めて部屋を探す人にとっていくらを目安にしたら良いのでしょうか。

一般的に言われているのは収入の30%以内


気に入った物件があって、申し込みを入れると審査があります。

  • 定期的に安定した収入があるのか?
  • きちんとお給料を払ってくれる会社に勤めているのか?
  • もらっている収入に対して適切な家賃なのか?

こういうところを審査するのですが、一つの目安になる数字が収入の30%という数字です。
ここでいう収入とは税引き前の金額を指していることというのが大事です。

例えば月額23万円の人が源泉徴収や社会保険で3万円ほど引かれていたとします。
その際に考えるのは20万円の30%ではなく、税引前の23万円の30%というのがポイントです。

23×30% = 6.9万円

というのが一つの目安になる数字です。
この30%というのはあくまでも目安なので33%の物件で審査に通る場合もありますし、40%程度でも通る場合もあります。 そこは管理会社や審査会社のサジ加減といったところでしょうか。

ちなみにで審査に落ちたとしても、落ちた理由は教えてもらえません。

20%に抑えるべきと書いてあるところも

ライフスタイル系のwebや雑誌媒体によっては専門家が
"30%だなんて高すぎる。収入の20%以内にするべきだ!"
と書いてあることもあります。一通りこれらの記事を読んでみたのですが。。。

"年金システムが崩壊しそうな今日、老後の事を考えると貯蓄が◯◯万円必要で定年まで働いた場合のサラリーマンの給与が◯◯円、ここから算出すると毎月◯◯万円貯蓄をしなければいけません。"
このような内容が多いです。仮に23万円の人が20%で設定するとどうなるでしょう。


23×20% = 4.6万円

という数字が出てきます。
築年数も古く、狭く、洗濯機置場が無いかベランダにある、壁が薄い、お風呂もあったらラッキーぐらいの物件だったら都内23区でも無い事は無いのですが、老後の貯蓄のためにそこまでの生活ができますか?と聞かれてYES!と答えられる人はいないのではないでしょうか。

20%に抑えられるとすれば、人より収入が高い人や、ある程度給料が上がって生活に余裕が出てきてからというところだと思います。賃貸は住み替えが効くというのが一番のメリットです。

二者択一

安くて設備もよくてアクセスも良いという物件は存在しないものです。
過去に新卒の人の給料でどのような物件に住めるのか検証した記事がありますのでこちらも参照してみてください。

新卒の人の部屋探し。給料から考える家賃で住める物件はどんな物件?

https://www.kurachic.jp/column/1023/

上記の記事からもわかるように

都心部へのアクセス重視→狭いor古い
設備重視→郊外

という一つの法則があるような気がします。世の中甘くないですね。
ミュージシャンや役者希望の人が夢を叶えるために都心部へのアクセスを重視して賃料の安いボロ屋に住むパターンはあったりしますが、普通のサラリーマンでそこまでする人ってなかなかいません。家は安らげる場所、安眠したい、落ち着きたい、騒音から解放されたいと思っている人が多いのではないでしょうか。

とりあえず30%を目安に

家賃をいくらにしていいかまったくわからない!という人がいたら、まずは30%を基準に考えてみましょう。
そこから移動時間、居住空間の快適さ、設備などを考えて予算を増やすもよし、物件の質を落としてでも安く住みたければ減額するという方法もあります。

今の自分にとって何が一番大切かを考える。

部屋ではなく、自分を基準にして部屋選びをすることをおすすめします。

それでは!