こんにちは暮らしっく不動産の門傳です。

「この費用はなに?」と賃貸の初期費用で疑問に思う人も多いと思います。
前家賃に、敷金礼金、鍵交換費用、火災保険、仲介手数料など、いろいろな費用を合わせたものが初期費用として請求されます。

物件によっては違法的な「事務手数料」「消毒費用」を何食わぬ顔で請求する不動産屋さんも少なくありません。

部屋探しの際は、いくつかの候補の中から比較して選んでいくことが多いと思います。
その時、気になるのが初期費用。 
引越しの時は何かと物入りなので、なんとか初期費用を抑えたいですよね。

しかし不動産の初期費用はとても分かり難いです。

実際に申込を入れて、請求書が出てくるまで分からないというケースも少なくありません。
「思ったより余計な初期費用が掛かってしまった...」「この余計な費用が掛かるなら違う物件にしたのに」といろいろな声を聞いたりもします。

今回は不動産賃貸の初期費用の見方について、実際の図面を交えながら分かり易く解説していきたいと思います。

1. 不動産賃貸に掛かる初期費用

  1. 前家賃(1ヶ月分から1.5ヶ月分ほど)
  2. 敷金
  3. 礼金
  4. 火災保険
  5. 鍵交換費用
  6. 仲介手数料

大半の物件がこの6つの項目になります。
保証会社を利用する場合は、保証会社への初回保証料というのが家賃総額の20%?100%ほどかかります。

各項目の相場についてはこちらの記事をご覧ください。

部屋探しの前に知っておきたい。 賃貸の初期費用の相場について

https://www.kurachic.jp/column/584/

2. 実際の図面から初期費用を見てみる

ここからは実際の募集図面から、初期費用をみていきます。

2-1. びっくりするくらい初期費用が高いケース

まずはこの物件。
家賃は6万円、管理費は見難いですが3,000円の設定です。
敷金礼金はなんと!記載がありません。
その他掛かる費用については、備考欄に小さく書いてあります。

「のっけ相談」(礼金上乗せOKという意味)と記載があるとおり、悪そうな不動産屋さんの物件です。


これ以前に検討したお客さんがいたのですが、そのお客さんの概算見積りは335,000円。
ペットを飼うので敷金が余分に掛かるという計算からの見積りです。

実際は以下の通りです。

なんと467,816円。

かなり高いです。

高い理由は以下のとおり。

  1. 各項目が通常よりも高めに設定してある。
  2. 保証会社が必須。
  3. 書類作成費が掛かる。(違反)
  4. ハウスクリーニング代が入居時に請求される。

備考の欄をきちんとみないとこのように高額な場合もあります。
要注意です。

2-2.  保証会社を利用をチェック!

物件によっては連帯保証人が用意出来ても、保証会社の利用を強制される場合があります。
この物件はその例です。

こちらの物件は先ほどの物件ほどは高額ではありません。
掛かる費用については、ほぼ記載があります。

注意しなければならないのは備考欄の「保証会社が必須」となっているところです。
連帯保証人が用意出来ても、保証会社への加入が義務付けれれています。
その分初期費用が高くなります。

見積書はこの通りです。

保証会社必須という縛りがある以外は、各項目相場通りの金額となっています。

2-3. 何も書いてないケース

初期費用について、何も記載がないケースもあります。
このような場合でも、火災保険、鍵交換代は掛かるのが一般的です。

直接管理会社に問い合わせてみたところ、以下のような回答でした。

  1. 火災保険は13,000円
  2. 退去時に鍵交換費用が掛かる。 13,000円?15,000円。 高いと20,000円かも?
  3. 退去時の掃除代は40,000円

鍵交換費用については、曖昧な回答でした。 退去時にいくら取られるかわからないスリルがある物件です。
退去時のハウスクリーニング代、1Kで40,000円はかなり高いです。

こういうのはあまりおすすめ出来ない物件です。

このように初期費用を細かく見ていくことで、良い物件、悪い物件が見えてきます。

3. 見積書は頼めます!

初期費用が気になる人は、必ず見積書を作ってもらいましょう。
口約束だったり、簡単なメモ書きはトラブルの元になりかねません。

ここまで紹介してきた初期費用の計算は慣れていないと上手に計算出来ないものです。
かかる費用の項目は不動産屋によって異なります。
そして何より見難い図面が多い! 「わざと見難くしているんじゃないか?」と思うほど、見難い図面が多いです。
また「相談」と条件をぼかす手法も少なくありません。 

慣れていない担当者に当たった場合、請求書の段階で掛かる費用が見つかったりするケースもあります。

あとで後悔しないためにも、事前に見積りを作ってもらうことをおすすめします。

今日はこのあたりで!